ボーナス65万円は、大手企業の中堅社員や、好業績の企業で月給2ヶ月分程度が支給される場合に多い賞与額です。公務員の夏季・冬季賞与としても近い水準であり、安定した収入基盤を持つ方が多い金額帯です。手取りは前月給与に応じて約50万〜53万円で、額面の76.6%〜81.8%が手元に残ります。
社会保険料は約9.6万円(健康保険約3.2万円、厚生年金約5.9万円、雇用保険約3,900円)が差し引かれます。所得税は前月給与25万円で約2.3万円、前月給与40万円で約5.7万円と、約2.5倍の差があります。合計控除額は約12万〜15万円で、手取りは50万〜53万円程度です。
65万円のボーナスがあれば、複数の資産形成目標を同時に進められます。おすすめの配分として、(1)NISAへの投資に25〜30万円、(2)ふるさと納税に3〜5万円、(3)生活防衛資金の積み増しに10万円、(4)自己投資・楽しみに5〜10万円、(5)残りを貯蓄——というバランスが考えられます。投資に偏りすぎず、かといって貯蓄だけにも偏らない、バランスの良い配分を心がけましょう。
住宅ローンのボーナス払いを設定している方は、手取り額からボーナス払い分を差し引いた金額が実際に自由に使える額です。ボーナス払いの設定額が手取りの50%を超えている場合は、ボーナス減額時のリスクが高いため、返済計画の見直しを検討しましょう。一般的に、ボーナス払いは住宅ローン総返済額の20%以内に抑えることが推奨されています。
iDeCo(個人型確定拠出年金)への拠出も有力な選択肢です。会社員の場合、月額最大2.3万円(年間27.6万円)の掛金が全額所得控除になるため、節税効果が大きいです。ボーナスで生活費に余裕を持たせ、毎月のiDeCo掛金を増額することで、老後資金の準備と節税を同時に実現できます。