ボーナス35万円は、入社2〜4年目の若手社員や、中小企業で月給の約1ヶ月分が支給される場合に多い賞与額です。手取りは前月給与に応じて約27万〜29万円で、額面の76.6%〜81.8%が手元に残ります。
この金額帯では、社会保険料として約5.2万円が一律に差し引かれます。内訳は健康保険料が約1.7万円、厚生年金保険料が約3.2万円、雇用保険料が約2,100円です。所得税は前月給与25万円の場合で約1.2万円、前月給与40万円の場合で約3.1万円と、約2倍の差が生じます。ボーナスの所得税は「(額面−社会保険料)×源泉徴収税率」で計算されるため、前月給与が高いほど適用税率が上がり、手取りが減少します。
35万円のボーナスの活用法として、まず確認すべきはクレジットカードのリボ払い残高です。リボ払いの年利は15%前後と非常に高いため、ボーナスで一括返済することが家計改善の最優先事項です。10万円のリボ残高を放置すると年間約1.5万円の利息がかかりますが、ボーナスで返済すればその分が丸ごと節約になります。
リボ残高がない方は、ふるさと納税の活用を検討しましょう。年収350万円程度の方であれば、ふるさと納税の上限額は約3〜4万円です。ボーナスのうち3万円をふるさと納税に充てれば、実質2,000円の負担で各地の特産品を受け取ることができます。ワンストップ特例制度を利用すれば確定申告も不要です。残りは貯蓄や投資に回して、着実に資産を積み上げていきましょう。