勤続25年の退職金手取り早見表【2026年最新】

ベテラン社員の退職金

退職一時金 勤続25年 2026年税制
勤続25年の退職所得控除額
11,500,000 円(1,150万円)
800万円 + 70万円 × (25-20)年 = 1,150万円
勤続25年なら退職金1,150万円まで非課税です

退職所得控除1,150万円の範囲内であれば、退職金に税金はかかりません。

退職金1,250万円の場合、約50万円が課税されます

退職所得控除を超えた分の1/2が課税退職所得となり、所得税・住民税がかかります。

退職金額別 手取り早見表(勤続25年)

退職金500万〜5,000万円の手取り額・税金を一覧で確認できます

退職金 退職所得控除 課税退職所得 所得税+復興税 住民税 手取り額 手取り率
5,000,000 円 11,500,000 円 0 円 0 円 0 円 5,000,000 円 100.0%
7,500,000 円 11,500,000 円 0 円 0 円 0 円 7,500,000 円 100.0%
10,000,000 円 11,500,000 円 0 円 0 円 0 円 10,000,000 円 100.0%
12,500,000 円 11,500,000 円 500,000 円 25,525 円 50,000 円 12,424,475 円 99.4%
15,000,000 円 11,500,000 円 1,750,000 円 89,337 円 175,000 円 14,735,663 円 98.2%
17,500,000 円 11,500,000 円 3,000,000 円 206,752 円 300,000 円 16,993,248 円 97.1%
20,000,000 円 11,500,000 円 4,250,000 円 431,372 円 425,000 円 19,143,628 円 95.7%
22,500,000 円 11,500,000 円 5,500,000 円 686,622 円 550,000 円 21,263,378 円 94.5%
25,000,000 円 11,500,000 円 6,750,000 円 941,872 円 675,000 円 23,383,128 円 93.5%
27,500,000 円 11,500,000 円 8,000,000 円 1,229,284 円 800,000 円 25,470,716 円 92.6%
30,000,000 円 11,500,000 円 9,250,000 円 1,548,346 円 925,000 円 27,526,654 円 91.8%
32,500,000 円 11,500,000 円 10,500,000 円 1,969,509 円 1,050,000 円 29,480,491 円 90.7%
35,000,000 円 11,500,000 円 11,750,000 円 2,390,671 円 1,175,000 円 31,434,329 円 89.8%
37,500,000 円 11,500,000 円 13,000,000 円 2,811,834 円 1,300,000 円 33,388,166 円 89.0%
40,000,000 円 11,500,000 円 14,250,000 円 3,232,996 円 1,425,000 円 35,342,004 円 88.4%
42,500,000 円 11,500,000 円 15,500,000 円 3,654,159 円 1,550,000 円 37,295,841 円 87.8%
45,000,000 円 11,500,000 円 16,750,000 円 4,075,321 円 1,675,000 円 39,249,679 円 87.2%
47,500,000 円 11,500,000 円 18,000,000 円 4,496,484 円 1,800,000 円 41,203,516 円 86.7%
50,000,000 円 11,500,000 円 19,250,000 円 5,006,984 円 1,925,000 円 43,068,016 円 86.1%

退職金額別 手取り額の比較(勤続25年)

一般社員と役員の違い

上記の計算は、一般社員(退職手当等の受給者)の場合です。役員等の場合、以下の点が異なります。

  • 勤続5年以下の役員等: 退職所得の「2分の1課税」が適用されません。退職所得控除を差し引いた全額が課税対象となるため、税負担が大幅に増加します。
  • 勤続6年以上の役員等: 一般社員と同様に2分の1課税が適用されます。勤続25年の場合は通常通り2分の1課税が適用されます。

※ 2022年以降、一般社員でも勤続5年以下の場合は退職所得控除を超える部分のうち300万円超の部分について2分の1課税が適用されない「短期退職手当」のルールがあります。

勤続25年の退職金 — ベテラン社員の退職金

勤続25年は、50歳前後での退職に該当するケースが多く、退職所得控除は「800万円+70万円×5年」で1,150万円という大きな控除額が適用されます。20年超の優遇措置により、1年あたり70万円もの控除額加算があるのが特徴です。

退職金が1,150万円以下であれば全額非課税で受け取れます。これは大きなメリットで、中小企業の退職金であればほぼ全額が手元に残る計算になります。退職金2,500万円の場合でも、退職所得は675万円(課税退職所得)で、税金は約130万円、手取り率は約94.8%です。

大企業の管理職であれば、勤続25年での退職金は2,000万〜3,000万円程度になることが一般的です。この場合、1,150万円の控除を差し引いても課税対象が残りますが、2分の1課税のおかげで実質的な税率は低く抑えられます。

退職所得控除の仕組みをおさらいすると、勤続20年以下は「40万円×年数」、20年超は「800万円+70万円×(年数−20年)」で計算されます。勤続25年の場合は後者の計算式が適用され、20年超の5年分(70万円×5年=350万円)が800万円に上乗せされ、合計1,150万円となります。

iDeCoとの併用戦略として、勤続25年で50歳前後に退職する場合、iDeCoの受取りを60歳〜65歳に設定すれば、10年以上の間隔を確保できる可能性があります。この場合、退職金とiDeCoそれぞれで退職所得控除を最大限活用でき、トータルの税負担を大幅に軽減できます。

役員として退職する場合の注意点があります。役員等で勤続5年以下の場合は、退職所得の2分の1課税が適用されません。ただし、勤続25年であればこの制限は関係なく、通常通り2分の1課税が適用されます。

退職金の受取方法については、1,150万円の控除枠を一時金で活用し、控除枠を超える部分を年金で受け取るという「併用プラン」も検討に値します。会社の退職金制度が併用を認めている場合は、税制メリットと長期資金確保の両立が可能です。

勤続25年の退職金事情

勤続25年の退職所得控除額は1150万円です(計算式: 800万円+70万円×(25年-20年))。勤続20年を超えるため「800万円+70万円×(勤続年数-20年)」の計算式が適用されます。1年あたりの控除額が40万円から70万円に増えるため、長く勤めるほど大きなメリットがあります。

勤続25年で転職する場合のポイント

  • 退職金の精算: 勤続25年の退職金は、大企業で1,000〜2,000万円、中小企業で500〜1,000万円が一般的です。50歳前後での転職は退職金が最も大きくなる時期の一つです
  • 次の会社での退職所得控除: 50歳前後での転職は、次の会社での勤続年数が短くなるため、転職先の退職金制度の有無や確定拠出年金の充実度を重視して企業選びをしましょう
  • 企業型DCの移管手続き: 企業型DCの残高が1,000万円を超えている場合もあります。60歳以降の受取方法(一時金・年金・併用)を見据えた運用商品の見直しを検討しましょう

よくある質問

勤続25年の退職所得控除はいくら?
勤続25年の退職所得控除は1,150万円です。「800万円+70万円×(25年−20年)」で計算されます。退職金がこの控除額以下であれば、税金はかかりません。
退職金1,150万円の手取りはいくら?
勤続25年で退職金1,150万円を受け取る場合、退職所得控除1,150万円の範囲内に収まるため、税金はゼロです。退職金1,150万円がそのまま手取りとなります。
退職金の税金を安くするには?
勤続年数を長くして退職所得控除を増やす方法が最も効果的です。特に20年超は1年あたりの控除が70万円に増加します。またiDeCo(個人型確定拠出年金)との受取時期を10年以上ずらすことで、それぞれの退職所得控除を最大限活用できます。

勤続年数別 早見表

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免責事項: 本ページの計算結果はあくまで概算・目安であり、実際の金額とは異なる場合があります。 退職所得控除は一般退職手当(障害退職・短期退職以外)の場合で計算しています。 役員等の場合や、退職所得の「2分の1課税」が適用されない短期退職手当に該当する場合は計算方法が異なります。 正確な金額は税務署や税理士等の専門家にご確認ください。 税率は2026年3月時点のデータに基づいています。