勤続20年の退職金手取り早見表【2026年最新】

勤続20年の節目

退職一時金 勤続20年 2026年税制
勤続20年の退職所得控除額
8,000,000 円(800万円)
40万円 × 20年 = 800万円
勤続20年なら退職金800万円まで非課税です

退職所得控除800万円の範囲内であれば、退職金に税金はかかりません。

退職金1,000万円の場合、約100万円が課税されます

退職所得控除を超えた分の1/2が課税退職所得となり、所得税・住民税がかかります。

退職金額別 手取り早見表(勤続20年)

退職金500万〜5,000万円の手取り額・税金を一覧で確認できます

退職金 退職所得控除 課税退職所得 所得税+復興税 住民税 手取り額 手取り率
5,000,000 円 8,000,000 円 0 円 0 円 0 円 5,000,000 円 100.0%
7,500,000 円 8,000,000 円 0 円 0 円 0 円 7,500,000 円 100.0%
10,000,000 円 8,000,000 円 1,000,000 円 51,050 円 100,000 円 9,848,950 円 98.5%
12,500,000 円 8,000,000 円 2,250,000 円 130,177 円 225,000 円 12,144,823 円 97.2%
15,000,000 円 8,000,000 円 3,500,000 円 278,222 円 350,000 円 14,371,778 円 95.8%
17,500,000 円 8,000,000 円 4,750,000 円 533,472 円 475,000 円 16,491,528 円 94.2%
20,000,000 円 8,000,000 円 6,000,000 円 788,722 円 600,000 円 18,611,278 円 93.1%
22,500,000 円 8,000,000 円 7,250,000 円 1,053,161 円 725,000 円 20,721,839 円 92.1%
25,000,000 円 8,000,000 円 8,500,000 円 1,346,699 円 850,000 円 22,803,301 円 91.2%
27,500,000 円 8,000,000 円 9,750,000 円 1,716,811 円 975,000 円 24,808,189 円 90.2%
30,000,000 円 8,000,000 円 11,000,000 円 2,137,974 円 1,100,000 円 26,762,026 円 89.2%
32,500,000 円 8,000,000 円 12,250,000 円 2,559,136 円 1,225,000 円 28,715,864 円 88.4%
35,000,000 円 8,000,000 円 13,500,000 円 2,980,299 円 1,350,000 円 30,669,701 円 87.6%
37,500,000 円 8,000,000 円 14,750,000 円 3,401,461 円 1,475,000 円 32,623,539 円 87.0%
40,000,000 円 8,000,000 円 16,000,000 円 3,822,624 円 1,600,000 円 34,577,376 円 86.4%
42,500,000 円 8,000,000 円 17,250,000 円 4,243,786 円 1,725,000 円 36,531,214 円 86.0%
45,000,000 円 8,000,000 円 18,500,000 円 4,700,684 円 1,850,000 円 38,449,316 円 85.4%
47,500,000 円 8,000,000 円 19,750,000 円 5,211,184 円 1,975,000 円 40,313,816 円 84.9%
50,000,000 円 8,000,000 円 21,000,000 円 5,721,684 円 2,100,000 円 42,178,316 円 84.4%

退職金額別 手取り額の比較(勤続20年)

一般社員と役員の違い

上記の計算は、一般社員(退職手当等の受給者)の場合です。役員等の場合、以下の点が異なります。

  • 勤続5年以下の役員等: 退職所得の「2分の1課税」が適用されません。退職所得控除を差し引いた全額が課税対象となるため、税負担が大幅に増加します。
  • 勤続6年以上の役員等: 一般社員と同様に2分の1課税が適用されます。勤続20年の場合は通常通り2分の1課税が適用されます。

※ 2022年以降、一般社員でも勤続5年以下の場合は退職所得控除を超える部分のうち300万円超の部分について2分の1課税が適用されない「短期退職手当」のルールがあります。

勤続20年の退職金 — 勤続20年の節目

勤続20年は退職所得控除の計算において重要な節目です。勤続20年ちょうどの場合、退職所得控除は「40万円×20年」で800万円となります。ここが「40万円×年数」と「800万円+70万円×(年数−20年)」の境目にあたります。

つまり、勤続21年目からは1年あたりの控除額が40万円から70万円にジャンプアップするため、20年を超えて勤務すると控除額が急速に増加します。退職時期を検討する際に、勤続20年を超えるかどうかは大きな判断材料になります。

退職金が800万円以下であれば、勤続20年の退職所得控除によって全額非課税です。退職金2,000万円の場合は退職所得が600万円(課税退職所得)で、税金は約110万円、手取り率は約94.5%です。

勤続20年は、大企業では部長クラスへの昇進期にあたることも多く、退職金も1,500万〜2,500万円程度になるケースが一般的です。中小企業でも800万〜1,200万円程度が目安となり、控除額800万円を超えるかどうかの境目になります。

退職所得控除の20年超の優遇は、長期勤続を奨励する政策的な意図があります。勤続20年以下は「40万円×年数」ですが、20年超は「800万円+70万円×(年数−20年)」と、1年あたりの控除額が1.75倍に増えます。例えば勤続25年なら1,150万円、勤続30年なら1,500万円の控除となります。

iDeCo(個人型確定拠出年金)との関係では、退職金を先に受け取り、iDeCoを後から受け取る場合は「10年ルール」が適用されます。つまり、退職金受取りから10年以上経過した後にiDeCoを受け取れば、改めて退職所得控除をフルに使えます。勤続20年で退職金を受け取る場合、50代前半に退職金、60代にiDeCoという計画が理想的です。

退職金の受取方法について、一時金で受け取るか年金で受け取るかの選択は、退職後のライフプランに大きく影響します。一時金であれば退職所得控除と2分の1課税のメリットがありますが、年金であれば分割受取りで長期的な生活資金として活用できます。税制面では一般的に一時金が有利ですが、運用益が期待できる場合は年金受取りも選択肢になります。

勤続20年の退職金事情

勤続20年の退職所得控除額は800万円です(計算式: 40万円×20年)。勤続20年以下の上限に当たり、「40万円×勤続年数」で800万円が控除されます。1年長く勤続21年になると計算式が変わり控除額は870万円に跳ね上がります。

勤続20年で転職する場合のポイント

  • 退職金の精算: 勤続20年は退職所得控除の計算式が切り替わる重要な節目です。もし退職時期を調整できるなら、勤続21年(控除額870万円)まで待つことで控除額が70万円増えます
  • 次の会社での退職所得控除: 勤続20年ちょうどで退職する場合と21年では控除額が70万円も違います。退職日を数ヶ月延ばすだけで大きな節税になることがあるため、退職時期は慎重に検討しましょう
  • 企業型DCの移管手続き: 企業型DCの残高が数百万円〜1,000万円以上になっている可能性があります。iDeCoへの移管時は、受取時期の計画(退職金との受取間隔を10年以上空ける等)も重要です

よくある質問

勤続20年の退職所得控除はいくら?
勤続20年の退職所得控除は800万円です。「40万円×20年」で計算されます。退職金がこの控除額以下であれば、税金はかかりません。
退職金800万円の手取りはいくら?
勤続20年で退職金800万円を受け取る場合、退職所得控除800万円の範囲内に収まるため、税金はゼロです。退職金800万円がそのまま手取りとなります。
退職金の税金を安くするには?
勤続年数を長くして退職所得控除を増やす方法が最も効果的です。特に20年超は1年あたりの控除が70万円に増加します。またiDeCo(個人型確定拠出年金)との受取時期を10年以上ずらすことで、それぞれの退職所得控除を最大限活用できます。

勤続年数別 早見表

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免責事項: 本ページの計算結果はあくまで概算・目安であり、実際の金額とは異なる場合があります。 退職所得控除は一般退職手当(障害退職・短期退職以外)の場合で計算しています。 役員等の場合や、退職所得の「2分の1課税」が適用されない短期退職手当に該当する場合は計算方法が異なります。 正確な金額は税務署や税理士等の専門家にご確認ください。 税率は2026年3月時点のデータに基づいています。