勤続10年の退職金手取り早見表【2026年最新】

若手社員・転職組の退職金

退職一時金 勤続10年 2026年税制
勤続10年の退職所得控除額
4,000,000 円(400万円)
40万円 × 10年 = 400万円
勤続10年なら退職金400万円まで非課税です

退職所得控除400万円の範囲内であれば、退職金に税金はかかりません。

退職金500万円の場合、約50万円が課税されます

退職所得控除を超えた分の1/2が課税退職所得となり、所得税・住民税がかかります。

退職金額別 手取り早見表(勤続10年)

退職金500万〜5,000万円の手取り額・税金を一覧で確認できます

退職金 退職所得控除 課税退職所得 所得税+復興税 住民税 手取り額 手取り率
5,000,000 円 4,000,000 円 500,000 円 25,525 円 50,000 円 4,924,475 円 98.5%
7,500,000 円 4,000,000 円 1,750,000 円 89,337 円 175,000 円 7,235,663 円 96.5%
10,000,000 円 4,000,000 円 3,000,000 円 206,752 円 300,000 円 9,493,248 円 94.9%
12,500,000 円 4,000,000 円 4,250,000 円 431,372 円 425,000 円 11,643,628 円 93.1%
15,000,000 円 4,000,000 円 5,500,000 円 686,622 円 550,000 円 13,763,378 円 91.8%
17,500,000 円 4,000,000 円 6,750,000 円 941,872 円 675,000 円 15,883,128 円 90.8%
20,000,000 円 4,000,000 円 8,000,000 円 1,229,284 円 800,000 円 17,970,716 円 89.9%
22,500,000 円 4,000,000 円 9,250,000 円 1,548,346 円 925,000 円 20,026,654 円 89.0%
25,000,000 円 4,000,000 円 10,500,000 円 1,969,509 円 1,050,000 円 21,980,491 円 87.9%
27,500,000 円 4,000,000 円 11,750,000 円 2,390,671 円 1,175,000 円 23,934,329 円 87.0%
30,000,000 円 4,000,000 円 13,000,000 円 2,811,834 円 1,300,000 円 25,888,166 円 86.3%
32,500,000 円 4,000,000 円 14,250,000 円 3,232,996 円 1,425,000 円 27,842,004 円 85.7%
35,000,000 円 4,000,000 円 15,500,000 円 3,654,159 円 1,550,000 円 29,795,841 円 85.1%
37,500,000 円 4,000,000 円 16,750,000 円 4,075,321 円 1,675,000 円 31,749,679 円 84.7%
40,000,000 円 4,000,000 円 18,000,000 円 4,496,484 円 1,800,000 円 33,703,516 円 84.3%
42,500,000 円 4,000,000 円 19,250,000 円 5,006,984 円 1,925,000 円 35,568,016 円 83.7%
45,000,000 円 4,000,000 円 20,500,000 円 5,517,484 円 2,050,000 円 37,432,516 円 83.2%
47,500,000 円 4,000,000 円 21,750,000 円 6,027,984 円 2,175,000 円 39,297,016 円 82.7%
50,000,000 円 4,000,000 円 23,000,000 円 6,538,484 円 2,300,000 円 41,161,516 円 82.3%

退職金額別 手取り額の比較(勤続10年)

一般社員と役員の違い

上記の計算は、一般社員(退職手当等の受給者)の場合です。役員等の場合、以下の点が異なります。

  • 勤続5年以下の役員等: 退職所得の「2分の1課税」が適用されません。退職所得控除を差し引いた全額が課税対象となるため、税負担が大幅に増加します。
  • 勤続6年以上の役員等: 一般社員と同様に2分の1課税が適用されます。勤続10年の場合は通常通り2分の1課税が適用されます。

※ 2022年以降、一般社員でも勤続5年以下の場合は退職所得控除を超える部分のうち300万円超の部分について2分の1課税が適用されない「短期退職手当」のルールがあります。

勤続10年の退職金 — 若手社員・転職組の退職金

勤続10年での退職は、転職やキャリアチェンジを検討する30代前半〜中盤の方に多いケースです。退職所得控除は「40万円×勤続年数」の計算式が適用され、勤続10年の場合は400万円が控除額となります。

退職金が400万円以下であれば、退職所得控除の範囲内に収まるため、税金は一切かかりません。しかし、退職金が1,000万円の場合、退職所得は300万円(課税退職所得)となり、所得税・住民税合わせて約50万円の税負担が発生します。

近年、転職市場の活発化により、勤続10年前後で退職する方が増えています。退職金の受け取り方として「一時金」と「年金」が選べる場合、一時金で受け取ると退職所得控除が適用されるため、税負担を大幅に抑えることができます。

退職所得控除の仕組みとして重要なのは、勤続20年以下の場合は「40万円×年数」で計算される点です。つまり、1年勤続が長くなるごとに控除額が40万円ずつ増えていきます。もし退職時期を調整できるのであれば、年数が1年変わるだけで手取りが数万円変わることもあります。

iDeCo(個人型確定拠出年金)との関係も重要です。iDeCoを一時金で受け取る場合、退職所得控除の計算で勤続年数と重複する期間があると、控除額が減ってしまう可能性があります。2024年以降の改正では、退職金受取りとiDeCo受取りの間を10年以上空けることで、それぞれ独立して控除を受けられるルールとなっています。退職時期とiDeCoの受取時期は慎重に計画しましょう。

退職金の受取方法として、一時金と年金の選択肢がある場合のポイントです。一時金は退職所得控除+1/2課税という優遇措置があるため、多くの場合は一時金で受け取る方が税制上有利です。ただし、年金で受け取る場合は公的年金等控除が適用されるため、退職後の収入状況によっては年金受取りが有利になることもあります。

勤続10年の退職金事情

勤続10年の退職所得控除額は400万円です(計算式: 40万円×10年)。勤続20年以下のため「40万円×勤続年数」の計算式が適用されます。退職金が400万円以下であれば税金はかかりません。

勤続10年で転職する場合のポイント

  • 退職金の精算: 勤続10年の退職金は、大企業で200〜500万円、中小企業で100〜300万円が相場です。退職金規定を確認し、自己都合退職の場合の減額率(通常2〜3割減)も把握しておきましょう
  • 次の会社での退職所得控除: 転職先で新たに退職金制度がある場合、前職の勤続年数は通算されません。ただし、前職の退職金受取りから4年以内に次の退職金を受け取る場合、重複期間分の控除額が差し引かれる可能性があります
  • 企業型DCの移管手続き: 企業型DCがある場合、退職後6ヶ月以内にiDeCo(個人型)か転職先の企業型DCに移管手続きが必要です。放置すると国民年金基金連合会に自動移換され、手数料が発生し運用もできなくなります

よくある質問

勤続10年の退職所得控除はいくら?
勤続10年の退職所得控除は400万円です。「40万円×10年」で計算されます。退職金がこの控除額以下であれば、税金はかかりません。
退職金400万円の手取りはいくら?
勤続10年で退職金400万円を受け取る場合、退職所得控除400万円の範囲内に収まるため、税金はゼロです。退職金400万円がそのまま手取りとなります。
退職金の税金を安くするには?
勤続年数を長くして退職所得控除を増やす方法が最も効果的です。特に20年超は1年あたりの控除が70万円に増加します。またiDeCo(個人型確定拠出年金)との受取時期を10年以上ずらすことで、それぞれの退職所得控除を最大限活用できます。

勤続年数別 早見表

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免責事項: 本ページの計算結果はあくまで概算・目安であり、実際の金額とは異なる場合があります。 退職所得控除は一般退職手当(障害退職・短期退職以外)の場合で計算しています。 役員等の場合や、退職所得の「2分の1課税」が適用されない短期退職手当に該当する場合は計算方法が異なります。 正確な金額は税務署や税理士等の専門家にご確認ください。 税率は2026年3月時点のデータに基づいています。