年収900万円帯(独身/共働き)の控除上限額は約157,399円。実質負担2,000円で約47,219円相当の返礼品が受け取れる、ふるさと納税の恩恵が非常に大きい水準です。この年収帯は所得税率が33%(課税所得900万円超〜1,800万円以下)に届く人も出てきて、税負担の重さを実感する層。だからこそ、確実に得できるふるさと納税の「使い切り」が重要になります。上限15万円超なら、5自治体に分けて各3万円ずつ寄附でき、贅沢系から実用系まで幅広い返礼品を、ワンストップ特例の範囲内で選べます。
この年収帯におすすめの返礼品傾向
15万円超の枠は「日常コストの圧縮」と「ふだん買わない高級品・耐久財」の両取りに向きます。具体的には、(1)お米・水・ビール・洗剤などの定期便で年間の生活コストを大きくカバー、(2)A5ランク和牛・高級海鮮・うなぎなどのプレミアム食材を複数、(3)地場産の高額家電・高級寝具・キャンプ用品など長く使える品。共働きで世帯収入が高い家庭が多いため、夫婦それぞれの名義で別々に寄附すれば、世帯としてさらに大きな枠を使えます(控除はあくまで寄附者本人の税金から)。
住宅ローン控除・iDeCoとの併用での注意点
年収900万円帯は所得税率が高いぶん、ふるさと納税の所得税からの控除メリットが大きいのが特徴です。一方、住宅ローン控除を満額近く受けていると所得税が圧縮され、引ききれない分が住民税へ回り、ふるさと納税の住民税控除枠を圧迫します。また、この年収帯はiDeCoや企業型DC、小規模企業共済などの所得控除を併用している人も多く、それらで課税所得が下がると上限も連動して下がります。控除を多用する年は上限を保守的に見積もり、ふるさと納税シミュレーターで各種控除込みの正確な上限を確認してから寄附しましょう。