年収700万円は、大手企業の課長〜部長クラスや高度専門職に多い年収帯です。社会保険料の年額は約121万円(40歳未満)で、月額換算すると約86,718円に達します。年収の約17.3%が社会保険料です。
標準報酬月額は59万円(第33等級)と判定されます。厚生年金の標準報酬月額の上限は65万円であるため、月収が約58万円(年収÷12)のこの年収帯では厚生年金保険料はまだ上限に達していません。しかし、月収がさらに上がると上限に近づき、年金保険料の増加は鈍化します。
この年収帯での社会保険料は年間で大きな金額ですが、その分だけ将来の年金受給額も充実します。また、健康保険の高額療養費制度により、月の医療費自己負担は約8万円(標準報酬月額28万〜50万円の区分)に抑えられます。社会保険料を「出費」ではなく「保障への投資」として捉え、将来の年金額や医療保障とのバランスで考えることが大切です。iDeCoやNISAなどの税制優遇制度を組み合わせて、手取りの最適化を図りましょう。