年収800万円の住民税は、独身の場合で年間約45万円(月額約37,458円)です。年収800万円は、部長クラスの管理職や高度専門職に多い年収帯で、住民税だけでも年間30万円を超える重い負担となります。所得税の税率が20%帯に入り、住民税10%と合わせた限界税率は約30%に達します。

給与所得控除は190万円(上限の195万円に近い)、社会保険料控除は約120万円(概算)です。年収850万円を超えると給与所得控除が上限の195万円で頭打ちになるため、この年収帯は控除効率の転換点といえます。つまり、年収が上がっても控除は増えず、課税所得がそのまま増加するため、税負担の増加が加速します。

ふるさと納税の控除上限は約91,400円に達し、年間を通じた計画的な活用が重要です。iDeCoは年間27.6万円(月2.3万円)の拠出で、所得税20%+住民税10%=30%の節税効果があり、年間約8.3万円の税軽減が見込めます。配偶者控除(住民税33万円)と扶養控除(住民税33万円/人)の有無による住民税の差は大きく、独身の場合と配偶者+子1人の場合では年間で6万円以上の差が出ます。住宅ローン控除との併用、医療費控除、生命保険料控除など、適用可能な控除をすべて活用して税負担を最適化しましょう。不動産投資による損益通算も選択肢に入る年収帯です。