年収500万円の住民税は、独身の場合で年間約24万円(月額約20,041円)です。年収500万円は、30代〜40代の中堅社員に多い年収帯で、住民税と所得税を合わせた税負担が年収の10〜12%程度に達します。毎月の特別徴収額が2万円前後になり、「税金が高い」と実感する方が増える年収帯です。

給与所得控除は144万円、社会保険料控除は約75万円(概算)、基礎控除は43万円が適用されます。住民税は前年の所得をベースに翌年6月〜翌々年5月にかけて特別徴収されます。転職や退職のタイミングによっては一括徴収が求められるケースもあるため、退職前に住民税の残額を確認しておくことをおすすめします。

この年収帯では、ふるさと納税の効果が大きくなります。控除上限は約49,600円で、年間を通じて計画的に寄付すれば、実質2,000円でかなりの返礼品を受け取れます。iDeCoは月額2.3万円(企業年金なしの会社員の上限)を拠出すると、住民税だけで年間約2.8万円の節税効果があります。住宅ローンを組んでいる場合は住宅ローン控除の恩恵も大きく、所得税から控除しきれない分は住民税からも控除されます(上限あり)。配偶者控除と扶養控除の適用有無で住民税が大きく変わるため、世帯全体での最適化を意識しましょう。