物件価格5,000万円は、東京23区内の新築マンションや、横浜・川崎の好立地物件など、都市部の住宅購入でよく見られる価格帯です。諸費用は新築で約240〜320万円、中古で約440〜540万円が目安です。特に中古の場合、仲介手数料だけで約171万円(税込)と高額になります。
住宅ローンの借入額4,500万円(90%)の場合、定率型手数料は約99万円と100万円近くになります。ここで定額型(3.3万円)を選べば約96万円の差が出ますが、その分ローン金利がやや高くなるため、総返済額でどちらが有利かを慎重に比較する必要があります。月々の返済は金利1.5%・35年で約13.8万円。世帯年収700万円以上が目安です。
この価格帯では諸費用の絶対額も大きくなるため、計画的な資金準備が一層重要です。頭金500万円+諸費用300〜500万円で、合計800〜1,000万円の自己資金が理想的です。ただし、全額を住宅ローンに組み込む「フルローン」や諸費用ローンの利用も検討の余地があります。特にネット銀行では諸費用込みのローンを低金利で提供しているところもあり、手元資金を投資に回せるメリットもあります。住宅ローン控除は年末残高の0.7%が最大13年間控除されるため、5,000万円クラスの物件では節税効果も大きくなります。