物件価格2,000万円は、地方都市の新築マンションや、郊外の中古戸建てなど、比較的手の届きやすい価格帯です。諸費用は新築で約100〜130万円、中古で約200〜250万円が目安となり、住宅ローンの頭金と合わせて300〜500万円程度の自己資金を用意しておくと安心です。

この価格帯の住宅を購入する際、特に注意したいのが諸費用の割合です。物件価格が低いほど、諸費用の割合が相対的に高くなる傾向があります。特に仲介手数料は最低でも約72万円(中古の場合)かかるため、物件価格に対する負担感が大きくなります。一方、登記費用や不動産取得税は物件価格に比例するため、高額物件と比べると絶対額は抑えられます。

住宅ローンの借入額は1,800万円(物件価格の90%)が標準的です。この場合、定率型の手数料(2.2%)だと約39.6万円、定額型なら3.3万円と大きな差があります。月々の返済額は金利1.5%・35年ローンの場合で約5.5万円程度となり、年収300万円台の方でも無理のない返済計画を立てられます。ただし、諸費用分の現金を確保するために、計画的な貯蓄が欠かせません。