手取り30万円は、30代の会社員や夫婦共働き世帯の片方の収入として一般的な水準です。生活にゆとりが生まれる一方で、「なんとなく使って月末に残っていない」という事態に陥りやすい金額帯でもあります。計画的な家計管理がますます重要になります。
住居費の理想は84,000円(28%)です。都市部でも1LDK〜2DKの物件が選べ、夫婦2人暮らしでも快適に過ごせる広さを確保できます。住宅ローンを検討する場合は、返済額を手取りの25%以内に設定し、ボーナス返済に頼らないプランを組みましょう。
食費は45,000円(15%)で、自炊と外食をバランスよく楽しめます。夫婦世帯の場合は食費が48,000〜54,000円(16〜18%)に増えるのは自然です。子育て世帯では食費の比率がさらに上がりますが、ふるさと納税で食材を調達すると実質的な節約になります。
貯蓄・投資は月60,000円(20%)が理想です。年間72万円、年利3%運用で5年後に約388万円、10年後に約839万円になります。つみたてNISA(月10万円)の一部を活用し、残りを緊急用の現金として確保するバランスが重要です。
この収入水準では、ライフイベント(結婚・出産・住宅購入)への備えとして、最低でも生活費6ヶ月分(約100〜120万円)の緊急資金を別途確保しておきましょう。保険は掛け捨て型の死亡保険+医療保険で月8,000〜12,000円が目安です。