夏のボーナス手取り早見表
ボーナス金額別に、健康保険・厚生年金・雇用保険・所得税の控除内訳と手取り額を確認できます。
ボーナス金額別 手取り早見表
夏のボーナスの手取りはこう決まる — 給与との違い
ボーナス(賞与)の手取りは、額面から社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険)と所得税を差し引いた金額です。給与と大きく違うのは、住民税が引かれない点。住民税は前年所得をもとに年税額が決まり、毎月の給与から12分割で天引きされるため、ボーナス時には課税されません。そのため「ボーナスは住民税がない分、手取り率が高そう」と思われがちですが、実際は所得税の率がボーナス独自の方法で決まるため、手取り率は額面のおおむね75〜85%に落ち着きます。
ボーナスにかかる所得税(源泉徴収)の率は、「前月の社会保険料控除後の給与額」と扶養人数から賞与の源泉徴収税額表で決まります。つまり前月給与が高い人ほど高い率が適用される仕組みです。社会保険料は健康保険が都道府県別(協会けんぽで約10%、労使折半で本人負担は約5%)、厚生年金が18.3%(本人負担9.15%)、雇用保険が0.55%(本人負担、一般の事業)。合計で本人負担は額面の約14〜15%になります。
早見表の見方・読み取り方
下のボーナス金額別ページでは、額面ごとに天引きされる健康保険・厚生年金・雇用保険・所得税の内訳と、最終的な手取り額を一覧で確認できます。読み取りのポイントは次のとおりです。
- 社会保険料は前月給与に左右されにくい:賞与額に料率を掛けて計算するため、額面が大きいほど比例して増えます。ただし厚生年金は1回150万円、健康保険は年度累計573万円が上限です。
- 所得税はあくまで「仮の天引き」:年末調整で年間の正しい税額に精算されます。ボーナスで多めに引かれても、払い過ぎは還付されることがあります。
- 手取り率は高所得ほど下がる:所得税の率が前月給与に連動するため、給与水準の高い人はボーナスの手取り率も低めになります。
自分の正確な手取りを知りたい場合は、額面・前月給与・扶養人数を入力できる夏のボーナス手取り計算ツールが便利です。早見表で大まかな水準を把握し、ツールで個別条件を反映させるのがおすすめの使い方です。
よくある質問
ボーナスの手取りは額面の何割くらいですか?
おおむね額面の75〜85%が手取りの目安です。ボーナスからは健康保険・厚生年金・雇用保険の社会保険料と所得税が天引きされますが、住民税は引かれません。社会保険料は合計で約15%、所得税は前月給与の額によって変わるため、手取り率は給与水準が高いほど下がる傾向があります。
ボーナスから住民税は引かれますか?
引かれません。住民税は前年所得をもとに年税額を決め、毎月の給与から12分割で天引き(特別徴収)されるため、ボーナス時には課税されません。給与とボーナスで天引きされる項目が違う点が、手取り率が異なる理由のひとつです。
ボーナスの所得税はなぜ前月給与で決まるのですか?
賞与に対する源泉徴収税率は「前月の社会保険料控除後の給与額」と扶養人数から算出表で決まる仕組みだからです。前月給与が高い人ほど高い率が適用されます。なお年末調整で年間の正しい税額に精算されるため、ボーナスで多く引かれても払い過ぎた分は還付されます。
厚生年金保険料には上限がありますか?
あります。賞与にかかる厚生年金保険料は標準賞与額の上限が1回あたり150万円のため、150万円を超える部分には厚生年金はかかりません。健康保険は年度累計573万円が上限です。高額賞与では上限到達により手取り率がやや高くなります。