所得税シミュレーター【2026年版】

FP技能士監修

更新|2026年税制改正対応

30秒でわかるポイント

  • 所得税は累進課税:課税所得が増えるほど税率(5%〜45%)が上がる
  • 年収500万円の会社員の所得税は約14万円(実効税率 約2.8%)
  • 配偶者控除・扶養控除・医療費控除などを使えば節税できる
  • 社会保険料(約15%)は全額所得控除の対象になる

年収と各種控除を入力するだけで、2026年の所得税額を自動計算します。給与所得控除、社会保険料控除(自動概算)、各種人的控除を反映し、累進税率ごとの内訳まで確認できます。

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入力条件

源泉徴収票の「支払金額」欄の金額
16歳未満は対象外
空欄の場合は年収の約15%で自動概算

その他の控除(該当するものにチェック)

所得税額(年額)
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月額: --- 実効税率: ---
給与所得控除
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給与所得
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所得控除合計
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課税所得
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所得控除の内訳

控除項目控除額節税効果

累進税率の内訳

課税所得の範囲税率該当金額税額

年収の内訳

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所得税の計算の仕組み

所得税は、会社員の場合「年収(額面給与)」から段階的に控除を差し引き、残った「課税所得」に累進税率を適用して計算します。具体的には、(1)年収から給与所得控除を引いて「給与所得」を算出、(2)給与所得から各種所得控除を引いて「課税所得」を算出、(3)課税所得に累進税率を適用して所得税額を算出、という3ステップです。

給与所得控除とは

給与所得控除は、サラリーマンの必要経費に相当する控除です。年収に応じて自動的に計算され、自分で申告する必要はありません。2026年度(令和8年度)の給与所得控除は、年収162.5万円以下で最低65万円、年収850万円超で上限195万円です。年収が上がるほど控除額も増えますが、850万円を超えると頭打ちになります。

所得控除の種類

所得控除には、全員に適用される基礎控除(48万円)のほか、社会保険料控除、配偶者控除、扶養控除、生命保険料控除、医療費控除、iDeCo(小規模企業共済等掛金控除)など15種類があります。これらの控除を活用することで課税所得が下がり、結果として所得税を減らすことができます。

累進課税制度

日本の所得税は「超過累進税率」を採用しています。課税所得全体に最高税率がかかるのではなく、一定額を超えた部分にだけ高い税率が適用されます。例えば課税所得が500万円の場合、195万円までは5%、195万〜330万円は10%、330万〜500万円は20%というように段階的に課税されます。そのため、年収が増えても手取りが逆転することはありません。

所得税を抑えるポイント

iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCoの掛金は全額が所得控除の対象です。会社員は月額1.2万〜2.3万円まで拠出でき、年間で最大27.6万円の所得控除を受けられます。課税所得330万円超(税率20%)の方なら、年間約5.5万円の所得税が軽減されます。

ふるさと納税

ふるさと納税は厳密には「税額控除」と「所得控除」の組み合わせですが、自己負担2,000円で返礼品を受け取れるため、実質的な節税効果があります。ワンストップ特例を利用すれば確定申告も不要です。

医療費控除

年間の医療費が10万円(または総所得金額の5%のいずれか低い方)を超えた場合、超過分を所得控除できます。対象は本人だけでなく生計を一にする家族の医療費も合算できます。上限は200万円です。

具体的な計算例

例1: 年収500万円・独身・扶養なしの場合

年収(額面)5,000,000円
給与所得控除-1,440,000円
給与所得3,560,000円
基礎控除-480,000円
社会保険料控除(概算15%)-748,500円
課税所得2,331,000円
所得税額約135,600円(月額 約11,300円)
実効税率約2.7%

課税所得233万円は税率10%の区分。195万円までが5%(97,500円)、残り38.1万円が10%(38,100円)で合計約135,600円。

例2: 年収800万円・配偶者あり・扶養1人の場合

年収(額面)8,000,000円
給与所得控除-1,900,000円
給与所得6,100,000円
基礎控除-480,000円
社会保険料控除(概算15%)-1,197,600円
配偶者控除-380,000円
扶養控除(1人)-380,000円
課税所得3,662,000円
所得税額約304,900円(月額 約25,400円)
実効税率約3.8%

配偶者控除と扶養控除で合計76万円の所得控除。控除がない場合と比べて約15.2万円の節税効果(税率20%の区分)。

関連ツール: 住民税計算シミュレーター | 社会保険料計算 | 手取り計算

よくある質問

所得税はどのように計算されますか?

年収から給与所得控除を引いて「給与所得」を求め、さらに各種所得控除を引いて「課税所得」を算出します。この課税所得に5%〜45%の累進税率を適用して所得税額が決まります。

給与所得控除とは何ですか?

サラリーマンの必要経費に相当する控除で、年収に応じて自動的に計算されます。2026年度は最低65万円、上限195万円(年収850万円超)です。

配偶者控除と配偶者特別控除の違いは?

配偶者控除は配偶者の年収103万円以下で最大38万円の控除です。配偶者特別控除は年収103万円超〜201万円以下で段階的に適用されます。本人の合計所得が1,000万円超の場合はどちらも対象外です。

実効税率とは何ですか?

実効税率は、実際に支払う所得税額を年収で割った割合です。累進課税では全額に最高税率がかかるわけではないため、実効税率は最高税率より大幅に低くなります。

社会保険料は所得税の計算に影響しますか?

はい。社会保険料は全額が社会保険料控除として所得から差し引かれます。社会保険料が多いほど課税所得が下がり、所得税が減少します。

ボーナスの所得税はどう計算される?

ボーナス(賞与)の所得税は、前月の給与から社会保険料を差し引いた金額と扶養親族の数をもとに「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」で税率を求め、賞与から社会保険料を引いた額にその税率を掛けて計算します。年末調整で年間の正しい所得税額に精算されるため、最終的な税負担は月給もボーナスも合算して計算されます。

交通費は所得税の対象?

通勤手当(交通費)は、電車・バス通勤の場合は月15万円まで非課税です。マイカー通勤の場合は通勤距離に応じた非課税限度額が定められています。非課税限度額を超えた分は給与所得として所得税の課税対象になります。源泉徴収票の「支払金額」には非課税交通費は含まれていません。

源泉徴収税額と所得税の違いは?

源泉徴収税額は、毎月の給与やボーナスから天引きされる所得税の「前払い」です。概算で徴収されるため、年末調整や確定申告で年間の正確な所得税額と比較し、過不足を精算します。多く払いすぎていれば還付、不足していれば追加徴収となります。

年末調整で還付される仕組みは?

年末調整では、1月〜12月の給与・賞与の合計から正確な所得税額を計算し、毎月源泉徴収された税額の合計と比較します。生命保険料控除や住宅ローン控除などの申告により課税所得が下がると、源泉徴収済みの税額が本来の税額を上回り、差額が12月または1月の給与で還付されます。

副業の所得税はどう計算する?

副業の所得(収入から経費を引いた額)が年間20万円を超える場合、確定申告が必要です。副業所得は本業の給与所得と合算され、合計の課税所得に累進税率が適用されます。副業が給与所得の場合は給与所得控除が適用され、事業所得・雑所得の場合は必要経費を差し引けます。住民税は20万円以下でも申告が必要です。

計算根拠・参照データ

本ツールの計算は、以下の公的機関のデータ・法令に基づいています。

※ 計算結果はあくまで概算です。正確な金額は税務署・税理士にご確認ください。

【免責事項】
  • 本ツールの計算結果はあくまで概算・目安であり、実際の金額とは異なる場合があります。
  • 復興特別所得税(2.1%)は含めていません。実際にはさらに所得税額の2.1%が加算されます。
  • 本ツールの利用により生じた損害について、当サイトは一切の責任を負いません。
  • 正確な金額は税務署・税理士にお問い合わせください。
  • 税率は2026年3月時点のものです。

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