確定拠出年金 受取シミュレーター【拡張版】- 一時金・年金・併用の税金を徹底比較【2026年】

最終更新: 2026年3月 / 2026年税制改正(10年ルール)対応

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受取条件を入力

DC(確定拠出年金)の情報

iDeCo・企業型DCの合計残高
加入年数(1年未満切り上げ)
60〜75歳の間で選択
年金形式で受け取る場合の期間

退職金の情報

退職金を受け取る年齢(10年ルールの判定に使用)

年金受取時の条件

厚生年金・国民年金などの見込み月額
公的年金の受給開始年齢

受取方法の比較結果

最も有利な受取方法
-
税金・社会保険料を総合的に比較

最適プラン

入力内容に基づいて最適な受取プランを提案します。
一時金受取
-
税額: -
手取り率: -%
年金受取
-
税額: -
手取り率: -%
併用受取
-
税額: -
手取り率: -%

3パターン比較表

項目一時金年金(10年)併用(50:50)

手取り額の比較グラフ

10年ルール活用シミュレーション(一時金受取)

退職金とDC一時金の受取タイミングによる税額の違いを比較します。

タイミング退職所得控除税額合計手取り合計

年金受取の場合の年齢別受取額推移

年金形式で受け取る場合の各年の受取額と税金の推移

年齢DC年金額公的年金合計収入税金(DC分)手取り(DC分)

各パターンの詳細内訳

パターン1: 全額一時金の内訳

パターン2: 全額年金の内訳

パターン3: 併用の内訳

注意事項

  • 年金受取の場合、国民健康保険料・介護保険料が増加する可能性があります(国保加入者)。本シミュレーションでは国保影響を概算で含めています。
  • 5年ルール:DC一時金を退職金より先に受け取り、5年以上空けて退職金を受け取ると控除を別々に使えます。
  • 10年ルール(2026年改正):退職金を先に受け取り、10年以上空けてDC一時金を受け取ると控除を別々に使えます。従来の5年から延長されました。
  • 運用益は考慮していません。年金受取期間中の運用で残高が変動する場合があります。
  • 併用受取の比率は25%/50%/75%の3パターンのうち最も有利なものを自動選択しています。
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確定拠出年金の受取方法と税金 - 知っておくべき全知識

iDeCoや企業型DCなどの確定拠出年金は、原則60歳以降(加入期間に応じて最長65歳まで待つ場合あり)75歳までに受け取る必要があります。受取方法には「一時金」「年金」「併用(一時金+年金)」の3つがあり、それぞれ異なる税制が適用されます。どの方法を選ぶかによって、手取り額に数十万円から数百万円の差が生じることもあるため、慎重なシミュレーションが不可欠です。

一時金受取のメリット・デメリット

一括で受け取る場合は「退職所得」として課税されます。退職所得は他の所得と分離して課税される「分離課税」が適用されるため、税負担が軽く設計されている点が最大のメリットです。退職所得控除を差し引いた後、さらに1/2にした金額に対してのみ所得税・住民税が課されます。

退職所得控除額は加入年数に応じて計算されます。20年以下は年40万円(最低80万円)、20年超は年70万円が加算されます。例えば加入期間20年なら800万円、30年なら1,500万円の控除枠があります。控除枠内に収まれば税金はゼロです。

一方で、退職金がある場合は控除枠を共有するため、退職金が大きい方は控除枠が不足し、思った以上に課税される可能性があります。また一度に大きな金額を受け取るため、計画的に使わないと老後資金が不足するリスクもあります。

年金受取のメリット・デメリット

分割で受け取る場合は「公的年金等に係る雑所得」として課税されます。公的年金等控除が適用され、65歳以上なら年間110万円まで非課税です。毎月または定期的に収入が得られるため、老後の生活設計がしやすいという利点があります。

しかし、雑所得は「総合課税」の対象であり、厚生年金や国民年金と合算して税率が決まります。公的年金が多い方は合算額が大きくなり、控除率が下がって税負担が増えます。さらに重要なのが社会保険料への影響です。国民健康保険に加入している場合、雑所得の増加に伴い保険料が上昇します。介護保険料の所得段階も上がる可能性があり、見た目の税金以上に負担が増えるケースがあります。

併用受取のメリット

一部を一時金、残りを年金で受け取る方法です。退職所得控除の枠を一時金で最大限使い切り、控除枠を超える部分を年金受取にすることで、「退職所得控除」と「公的年金等控除」の両方を活用できます。金融機関によっては併用に対応していない場合もあるため、事前の確認が必要ですが、税負担を最小化する最も柔軟な方法として注目されています。

例えば、DC残高1,000万円で退職所得控除が800万円の場合、800万円を一時金(税金ゼロ)、残り200万円を年金(公的年金等控除を活用)で受け取れば、全額一時金で受け取るよりも税負担を軽減できる可能性があります。

5年ルールから10年ルールへの変更(2026年税制改正)

2026年1月1日以降に受け取る退職金について、退職所得控除の重複排除期間が大幅に変更されました。従来は退職金を受け取った後、5年超(iDeCoなどのDC一時金の場合は19年超と解釈されるケースも)の間隔をあければ控除をリセットできましたが、改正後は一律10年に延長されました。

この変更により、例えば60歳で退職金を受け取り65歳でiDeCoを一時金で受け取るプランでは、従来は控除がリセットされていましたが、2026年以降は5年の間隔では不十分となり、10年以上(70歳以降)まで待つ必要があります。受取計画の見直しが必要な方は多いでしょう。

なお、DC一時金を先に受け取り、後から退職金を受け取る順番の場合は、従来通り5年ルールが適用されます。受取の順序によってルールが異なる点にも注意が必要です。

退職金との受取タイミング最適化

退職金がある場合、DC一時金の受取タイミングを工夫することで、退職所得控除を2回使える(それぞれ別々に計算できる)メリットがあります。具体的には、退職金受取後10年以上空けてDCを一時金受取にすれば、DCの加入年数に応じた退職所得控除を丸ごと使えます。

例えば、60歳で退職金を受け取り、70歳でiDeCoを一時金で受け取る場合、それぞれの退職所得控除を別々に計算できるため、合計の控除額が大きくなり、税負担を大幅に減らせます。ただし、70歳まで受取を遅らせる間の生活資金の確保や、75歳の受取期限にも注意が必要です。本シミュレーターの「10年ルール活用シミュレーション」で具体的な税額の差を確認してください。

よくある質問(FAQ)

iDeCoは一時金と年金どっちが得?
退職所得控除の枠が余っていれば一時金受取が有利な場合が多いです。退職所得は1/2課税のため税率が低く抑えられます。ただし、退職金がある場合は控除枠を共有するため、退職金の額や勤続年数によって最適解が変わります。本シミュレーターで個別にご確認ください。
退職金とiDeCoを同時に受け取ると損?
同じ年に受け取ると退職所得控除を共有(長い方の勤続年数で1回分のみ)するため、控除枠が足りなくなる可能性があります。10年以上ずらして受け取ることで、それぞれ別々の退職所得控除を使え、大幅に税負担を減らせる場合があります。
10年ルールとは?
2026年の税制改正で導入されたルールです。退職金を先に受け取り、その後にDC一時金を受け取る場合、10年以上の間隔をあければ退職所得控除をそれぞれ別々にフル活用できます。従来は5年でしたが10年に延長されました。DC一時金を先に受ける場合は従来通り5年ルールです。
併用で受け取るメリットは?
退職所得控除の枠を一時金で使い切り、超過分は年金受取にして公的年金等控除を活用できます。退職所得の1/2課税と公的年金等控除の両方を組み合わせることで、トータルの税負担を最小化できる場合があります。

【免責事項】

本ツールの計算結果はあくまで概算・目安であり、実際の税額・手取り額とは異なる場合があります。

  • 2026年の税制に基づいて計算していますが、個別の事情により異なる場合があります。
  • 年金受取期間中の運用益・手数料は考慮していません。
  • 社会保険料の影響は概算です。国保料率は自治体により異なります。
  • 併用受取は金融機関によって対応状況が異なります。事前にご確認ください。
  • 本ツールの利用により生じた損害について、当サイトは一切の責任を負いません。
  • 正確な税額は税務署または税理士にご確認ください。

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計算根拠・参照データ

本ページの内容は、以下の公的機関のデータ・法令に基づいています。

※ 計算結果はあくまで概算です。正確な金額は各公的機関や専門家にご確認ください。

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