年収1,800万円は、課税所得が1,800万円に近づく水準です。課税所得1,800万円超から所得税率が33%→40%に跳ね上がるため、この前後での税負担の変化が非常に大きくなります。月々の手取りは約1182.8万円で、手取り率は65.7%です。
所得税率40%が適用されると、住民税10%と合わせた限界税率は50%を超えます(復興税含む)。つまり追加で稼いだ1万円のうち、半分以上が税金として持っていかれる状態です。この税率ジャンプを意識した所得コントロールが極めて重要になります。
対策として最も効果的なのは、課税所得を1,800万円以下に抑えるための控除の積み上げです。iDeCo(年27.6万円)、小規模企業共済(年84万円、対象の場合)、ふるさと納税(上限目安約45.3万円)、生命保険料控除(最大12万円)をすべて適用すれば、合計120万円以上の課税所得の圧縮が可能です。確定申告での経費計上(特定支出控除等)も組み合わせて、税率ジャンプの境界線を超えない戦略を立てましょう。
この年収帯のポイント
年収1,800万円は、所得税率40%から45%への移行が近づく年収帯です。課税所得が1,800万円を超えると所得税率45%が適用されますが、給与所得控除・各種控除後の課税所得はこの水準に達しないことが多いです。
月の手取りは約97万円で、手取り率は約65%。年間約630万円が税金・社会保険料として差し引かれます。資産形成のスピードは速いものの、税負担の重さを実感する年収帯です。
節税のヒント